ペミロラストカリウムが要指導医薬品から一般用医薬品に移行

1.ペミロラストカリウムが要指導医薬品から一般用医薬品に移行

要指導医薬品とされていたペミロラストカリウムが、1月11日から一般用医薬品(第1類医薬品)に移行しました。

ペミロラストカリウムを配合した鼻炎用内服薬(「アレギサール鼻炎」田辺三菱製薬)は、2011年11月に承認され、2012年1月11日に販売が開始されています。薬事法の改正とともに要指導医薬品となっていましたが、「安全性等に関する製造販売後調査期間」(3年)が終了し、とくに問題はないということで、一般用医薬品への移行が決まりました。

●要指導医薬品から一般用医薬品に移行する医薬品について
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T150109I0010.pdf

ただし、今回の決定は「内用剤に限る」となっており、同じペミロラストカリウム配合の点眼薬(「ノアールPガード点眼液」佐藤製薬)については、引き続き要指導医薬品である点に注意が必要です。こちらの点眼薬の場合は販売開始が2014年1月で、「安全性等に関する製造販売後調査期間」がまだ終了していないことが理由です。

このほか、アレルギー性の鼻炎用内服薬で要指導医薬品として残っているのは、フェキソフェナジン塩酸塩配合の「アレグラFX」(サノフィ)、セチリジン塩酸塩配合の「コンタック鼻炎Z」(グラクソ・スミスクライン)、「ストナリニZ」(佐藤製薬)となっています。フェキソフェナジン塩酸塩については今年の11月、セチリジン塩酸塩については2016年2月で販売後3年となるため、問題がなければそれぞれその時期に一般用医薬品に移行するものと思われます。

(参考:厚生労働省『要指導医薬品から一般用医薬品に移行する医薬品について』)

2.猛威を振るうインフルエンザ 累計患者数が1000万人超に!

国立感染症研究所が1月30日に公表した「インフルエンザ流行レベルマップ」によると、全国の医療機関を受診したインフルエンザ患者は、1月19日から25日までの1週間に、推計約192万人に上ったそうです。前週に比べて約9万人減りましたが、2014年第36週以降に医療機関を受診した人は、累計で約1017万人となり、今季初めて1000万人を超えました。全国約5000カ所の定点医療機関から1週間に報告された患者数は、1施設平均39.42人となり、3週連続で警報レベル(患者数30人)を超えています。これは、昨シーズンより5週間も早いペースです。

都道府県別にみると、宮崎県の86.05人を筆頭に、鹿児島県78.59人、山口県75.12人、熊本県71.68人、大分県71.57人の順に多くなっています。また、年齢別では0~4歳が約22万人、5~9歳が約39万人、10~14歳が約31万人と、前週に続いて子どもの感染者が多くなっていますので、お子様連れのお客様には、注意を促したいですね。そのほかは、15~19歳が約11万人、20代が約13万人、30代が約19万人、40代が約17万人、50代が約12万人、60代が約10万人、70歳以上が約17万人と、成人では減少傾向となっています。

インフルエンザの予防は、かぜと同様に、うがいや手洗い、マスクの着用、部屋の加湿、バランスの良い食事、水分補給といった日頃の対策が基本となります。予防接種の奨励や、人混みをなるべく避けること、また、AH3亜型は小児や高齢者で重症化しやすい特長があるといった点も、店頭で周知していきたいですね。

(参考:国立感染症研究所『インフルエンザ流行レベルマップ』など)


※ 本記事は、ネットパイロティング株式会社が作成・提供しております。

掲載している情報は、取材時もしくは掲載時のものです。掲載日:2015年02月13日