2015年春の花粉飛散数予測が発表

1.2015年春の花粉飛散数予測が発表

花粉症でお悩みの方には気になる2015年の花粉飛散予測が、ウェザーニューズと日本気象協会から発表されています。それらの情報によると、まず飛散量については、エリア、とくに東西で増減が分かれる結果になりました。

よく言われることですが、花粉の飛散には飛散量が増える「表の年」と飛散量が減る「裏の年」とがあるとされています。「表の年」は、前年に比べて飛散量が増える年で、「裏の年」はその逆になります。一般に、増→減、減→増と、それぞれ交互に起こる傾向があるため、前年の飛散量が重要な指針となります。2014年は、北陸・関東甲信・東北地方で飛散量が少なく、九州・四国地方では飛散量が多かったことから、2015年はそれぞれ逆転すると見られます。
さらに、今年の夏は東日本で晴れて暑い日が多かった一方、西日本では天候不順により平年よりも暑い日が少なかったため、東北から中部地方にかけて花粉の飛散量が増加すると予測されています。とくに関東では、ウェザーニューズが200~300%、日本気象協会が250%と、2014年シーズンよりも大幅に増えると予測していますので、店頭でも注意を呼びかけたいものです。

また、スギ花粉は、寒さのピークを過ぎて暖かくなってくる頃に飛び始めるとされています。とくに、例年1~2月の時期に気温が高いと、飛散開始が早くなるといわれます。
予測では同時期に、西~東日本で平年並かやや高く、北日本では平年並と見られていますので、九州と、四国、東海、関東の早いところでは、2月上旬には飛散が開始すると思われます。その後、順次前線が北上し、北陸や東北では2月下旬から3月下旬にかけて飛散が開始すると見られています。ただし、飛散開始は気温が暖かくなるタイミング、とくに1月末以降の気温に大きく左右されるため、その時期の気温には再度注目してください。

店頭では、飛散開始の2週間前までを目安に、マスクや鼻炎薬などの花粉症対策グッズを準備しておくようにおすすめするといいでしょう。とくに、効果がピークに達するまでにある程度時間がかかる抗アレルギー薬などは、早めの服用が効果的であることをお伝えしましょう。

(参考:ウェザーニューズ、日本気象協会など)

2.インフルエンザワクチン、小児に予想以上の効果

今季すでに流行中のインフルエンザですが、慶応大学の研究グループによると、従来は高い効果が出づらいと思われていた小児に関して、インフルエンザワクチンが予想以上の効果をあげているそうです。

菅谷憲夫医師を代表とする慶応大学の研究グループが調査したところ、今期のA香港型インフルエンザについては、15歳以下の小児でワクチンの効果が予想以上に高いことがわかりました。調査では、2014年の11月中旬から12月中旬にかけて、関東を中心とした14医療機関にかかった生後6カ月~15歳の患者のデータを分析しました。その結果、A型のインフルエンザ陽性だった109人のうち、67%に当たる73人がワクチン接種を受けていなかったことがわかりました。さらに、陰性だった人の接種の有無も考慮した結果、統計学的に約60%の効果と算出されたそうです。

1歳以上で6歳未満の幼児では発病(発熱)を阻止する効果は約20~30%とされ、一般に、15歳以下の小児に対してもその効果はあまり高くないと考えられていたため、この結果は意外なものでした。今季のワクチンは接種するだけの価値はありそうですね。
もちろん成人も、ワクチン接種による予防効果だけでなく、もし感染しても症状悪化の軽減が期待できます。免疫力の弱い乳幼児をかかえる家庭では、子どもが接種できなくても、外から持ち込まないために、大人がきちんと予防接種を受けておくことが重要です。店頭でもしっかり呼びかけたいですね。

(参考:厚生労働省『インフルエンザQ&A』、毎日新聞など)


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掲載している情報は、取材時もしくは掲載時のものです。掲載日:2015年01月16日