フッ化ナトリウム洗口剤に関する問題

OTC医薬品として、フッ化ナトリウム配合の洗口剤が発売されました。「むし歯の予防」を効能・効果とする要指導医薬品です。「フッ素入りのオーラルケアって、医薬部外品じゃないの?」と思われるかも知れませんが、フッ化ナトリウム配合の洗口液をつくろうとした場合、医薬部外品では、液体の剤形にフッ化ナトリウムを配合してはならないと規定されていて、医薬部外品以外で効能・効果をもたせるには、医薬品にする必要があったのだと考えられます。

フッ化ナトリウム洗口剤に関する問題

OTC医薬品のフッ化ナトリウム配合洗口剤について、正しい記述はどれですか?

  1. 3歳から使用できる。
  2. うがいができない人でも、歯に塗布することで使用できる。
  3. 1日1回の使用で良い。

解答&解説

解答

3

解説

OTC医薬品のフッ化ナトリウム配合洗口剤の使用上の注意には、「してはいけないこと」として、以下が記載されています。


「してはいけないこと」
次の人は使用しないこと
(1)4歳未満の乳幼児。
(2)洗口(ブクブクうがい)ができない人。


この製剤は、うがいをして使用することが定められています。


「用法・用量」
次の1回量を用いて1日1回食後又は就寝前に洗口(ブクブクうがい)します。
年齢:4歳以上、1回量5~10mL
【洗口方法】
本剤を口に含み、歯面に十分ゆきわたるように30秒から1分間ブクブクうがいし、吐き出します。1回に口に含む液量は、年齢等による口腔の大きさを考慮し、通常4~5歳で5mL、6歳以上で7~10mLです。


そのため、うがいができないと考える4歳未満などは使用できません。
こうした製品は、むしろ小児に使用してほしいものだといえます。販売時には、使用者の確認と、うがいができるかをしっかりヒアリングする必要があるでしょう。

 

掲載している情報は、取材時もしくは掲載時のものです。掲載日:2015年12月25日