IBS再発症状改善薬に関する問題

トリメブチンマレイン酸塩は、胃腸運動調律成分として通常の総合胃腸薬にも配合されている成分ですが、単味製剤としては「過敏性腸症候群(IBS)再発症状改善」という新しい効能・効果を取得しています。今回は、このトリメブチンマレイン酸塩の単味剤であるIBS再発症状改善薬の特徴について見ていきましょう。

IBS再発症状改善薬に関する問題

OTC医薬品のIBS再発症状改善薬について、正しい記述はどれですか?

  1. 発熱や関節痛などがある状態でも、服用できる。
  2. 症状の改善がみられた場合は、使用期間の制限なく連用できる。ただし、2週間毎に医師または薬剤師に相談する必要がある。
  3. 排便によって改善しない腹痛がある人は、服用してはいけない。

解答&解説

解答

3

解説

IBSの腹痛の多くは排便によって改善することから、「排便によってよくならない腹痛がある人」はIBSではない可能性があり、OTC医薬品では「使用上の注意」の「してはいけないこと」に「次の人は服用しないでください」として記載されます。
また、発熱や関節痛がある人も、大腸がん、炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎等)など、IBS以外の原因で症状が起こっている可能性があることから、服用できません。
使用期間は、「相談すること」において「1週間服用しても症状がよくならない場合又は症状の改善がみられても2週間を超えて服用する場合は、この添付文書を持って医師又は薬剤師に相談してください。ただし、2週間を超えて服用する場合は最大4週間までにしてください。」との記載があり、最長の継続使用期間は4週間とされています。

掲載している情報は、取材時もしくは掲載時のものです。掲載日:2015年10月29日