小児鎮静薬に関する問題

小児の疳(かん)を適応症とする小児鎮静薬は、多くの薬局で、昔から販売されています。乳幼児に用いられる代表的なOTC医薬品として、その特徴をおぼえておきましょう。

小児鎮静薬に関する問題

小児鎮静薬について、正しい記述はどれですか?

  1. 抗ヒスタミン成分を主成分としているが、一般に、ゴオウやジャコウといった生薬を、多種配合している。
  2. 短期間(5~6日間)の使用にとどめるべき製剤で、長期の使用は禁じられている。
  3. 適用としては、夜なき、かんむしなどの精神神経系のもの以外に、小児の消化不良や胃腸虚弱などにも用いられる。

解答&解説

解答

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解説

乳幼児では、体に問題がなく、基本的な欲求が満たされていても、夜泣きやひきつけ、疳の虫といった症状が現れることがあり、こうした症状は外界からの刺激に対する情緒不安定や神経過敏が原因のひとつとされています。このほか、授乳後にげっぷが出なかったり、泣くのと同時に空気を飲み込んだりして、消化管に過剰な空気が入ることでむずがる場合もあります。
小児鎮静薬は、精神神経系の症状を鎮めるほか、虚弱体質や消化不良などの改善を目的としたもので、製剤によっては、感冒の適用をもつ生薬製剤もあります。ゴオウやジャコウ、レイヨウカクなどの生薬が配合されることがありますが、抗ヒスタミン成分が配合されることはありません。また、主に体質改善を目的として使用されるものですので、比較的長期間(1カ月程度)継続して服用することがあります。

掲載している情報は、取材時もしくは掲載時のものです。掲載日:2015年04月30日