皮膚炎や皮膚のかゆみ対策

皮膚炎やじんましんの場合、OTC医薬品で可能な対処は、患部の状態を確認しながら、局所の皮膚のかゆみには外用薬を、じんましんなどである程度広く症状の出るかゆみには内服薬を、といった使い分けが効果的です。ときには併用するのも良いでしょう。

陳列のポイント

内服薬

内服薬は、じんましんなどである程度広く症状の出るかゆみに使います。アレルギー用の内服薬と、じんましんなどに適用がある漢方薬もあります。アゼラスチン塩酸塩とエメダスチン塩酸塩は、花粉症の適用に加え、皮膚症状に対する効能・効果があります。

アレルギー用内服薬

●抗ヒスタミン成分
ジフェンヒドラミン塩酸塩、クロルフェニラミンマレイン酸塩、メキタジン、アゼラスチン塩酸塩、エメダスチン塩酸塩 など

 ●抗炎症成分
グリチルリチン酸二カリウム など

 ●ビタミン類
ビタミンB2、B6 など

漢方薬(「 」内は効能・効果)

●茵チン蒿湯(いんちんこうとう)
「体力中等度以上で、口渇があり、尿量少なく、便秘するものの次の諸症:じんましん、口内炎、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ」

●十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
「体力中等度なものの皮膚疾患で、発赤があり、ときに化膿するものの次の諸症:化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、じんましん、湿疹・皮膚炎、水虫」

 ●消風散(しょうふうさん)
「体力中等度以上の人の皮膚疾患で、かゆみが強くて分泌物が多く、ときに局所の熱感があるものの次の諸症:湿疹・皮膚炎、じんましん、水虫、あせも」

 ●当帰飲子(とうきいんし)
「体力中等度以下で、冷え症で、皮膚が乾燥するものの次の諸症:湿疹・皮膚炎(分泌物の少ないもの)、かゆみ」
など
※エキスなどがアレルギー用内服薬の配合成分となっている場合もあります。

外用薬

皮膚炎に用いる外用薬には、「フルコートF軟膏」などのステロイド外用剤のほか、ジフェンヒドラミンなどを配合した、非ステロイド外用剤があります。

ステロイド外用剤

フルオシノロンアセトニド、プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル、プレドニゾロンなどを配合したもの。

非ステロイド外用剤

ジフェンヒドラミン、グリチルレチン酸、クロタミトン、ウフェナマートなどを配合したもの。

掲載している情報は、取材時もしくは掲載時のものです。掲載日:2012年04月04日